ラクトザイム弊社製品の特長
現在、乳酸菌エキスを販売されている、あるいはこれから販売をご検討の企業様向けに、弊社が製造する乳酸菌エキスが、他社製品と異なる点をご案内いたします。
ここでは特に、弊社の開発基本スタンスについてお知らせいたします。
その1
原材料より自社製造
当社の乳酸菌産生エキスを製造する際には、乳酸菌が育つための栄養源となる培地(ばいち)が必要です。当社では北海道十勝の契約農場に於いて、 無農薬で栽培された大豆 を培地の原料として使用しております。市販の大豆の5倍以上のコストが必要ですが、原料からこだわり続けており、もちろん非遺伝子組換え大豆です。
その2
培地は大豆粉でなく高濃度の豆乳
当社では、乳酸菌産生エキスを生み出す乳酸菌の培地には、無農薬大豆(有機JAS認証大豆)を発芽する寸前まで浸漬(水に漬けること)し、蒸気による高熱を加えて大豆の栄養素を効率よく抽出した「本物の豆乳」を使用するという、非常に手間のかかる工程で製造しております。
一般的に「生きている状態で」発芽直前まで育てた際の大豆には、遊離アミノ酸、GABA、ビタミンCなどの含有量が最大量まで増加しており、大豆タンパク以外の栄養素が多く含まれるようになります。
それは、大豆は生き物ですので、発芽という子孫を残すための仕事の準備段階として、たくさんの栄養素を自分自身の体の中に生み出すという働きです。
市販の家庭用豆乳製造器のように、まだ生きている乾燥大豆を粉砕し死滅させ、大豆粉の状態で水を加えて加熱するという、簡単で手間を省いた方法で作った豆乳では、大豆の持つ素晴らしい栄養素を生かすことはできません。
まして、そのような方法で作った培地では、せっかくの大豆が持っている高い栄養素を、乳酸菌に与えることはできません。
その3
機能性重視の原液販売
もともと乳酸菌産生エキスはヒト腸内でつくられる工程を再現して作られます。腸内細菌の栄養源が豊富な状態で、腸内フローラの活性度が高ければ大量の生産物質が作られ、腸管からその生産エキスが吸収され免疫機能を刺激することになります。
この比例関係はそのまま動物実験や臨床試験を行った際の、製品の濃度に依存して結果が現れることで確認できます。
つまり、原液状態で腸管に供給すればするほど、濃度依存的に良好な結果を期待することができますので、コストを下げるなどの理由で原液を希釈したり、特に必要のない成分を添加し原液エキスの配合量を下げるような行為は、確実に製品の品質や機能性の低下を招きます。
原液には味つけのためのリンゴ酸やクエン酸などを若干加えてある以外は、原液の濃度が下がるような水や他の成分を加えておりません。 原液の濃度を下げてコストを下げ、お買い求めやすくした商品も市場に見受けられますが、予算や体のコンディションに応じて濃度を薄めることはお客様ご自身で行うべきことです。
弊社は、原液を濃縮して機能性を上げることはありますが、原液を希釈(水増し)して製品を作ることは行いません。
その4
他社製品との機能性の違い
「他社製品に含有される総ポリフェノールを測定する」 「他社製品に含有される核酸を測定する」 「他社製品に含有されるペプチドを測定する」
その5
誰よりも詳しく
当社は乳酸菌産生エキス、ラクトザイムを唯一の製造アイテムとして、その基礎研究・製品開発から製造・販売まで一括して自社で行っております。
『製造や販売はしているが、詳しい事はあまり知らない』という、ブレーン不在のメーカーが存在するのもこの業界の特徴です。
時代の先端を行く腸内フローラに関連する業務である以上、 自社商品に関する科学的根拠が示せなければ、お客様からの信頼は得られません。
当社は、機能性の検証をはじめ個々の製品開発に至るまで、弊社スタッフが主体となって行っており、乳酸菌生産エキスについてその特性や特徴、ヒトや動物が摂取したり与えた場合の効能や科学的特質、あるいは細胞レベルでの動態についてなど、 長年の経験を元に何処よりも詳しいメーカーであることを自負しております。
(参考) 腸内カルタ
その6
情報公開を基本に
当社は製品が出来上がるまでの5W1H(いつ・どこで・誰が・何を・なぜ・どのように)を全て公開しています。
同業他社の中には、製品の製造に関する内容をほとんど後悔していない企業も見受けられますが、細かい製造上のノウハウや特許性を持つ技術的部分は別としても、一般のお客様がお知らせすべき内容まで秘匿している必要はありません。
さらなるお客様の信頼を得るべく、今後も一定の情報公開を行い、お問い合わせにも正確にお答えしてまいります。
その7
原液は希釈しない
弊社の乳酸菌産生エキスは、無農薬大豆を絞って作られた豆乳を16種類の乳酸菌で発酵させ、成分を抽出したあと濃縮し、ラクトザイム原液として各種販売用途に使用しております。 乳酸菌生産エキスは高濃度のアミノ酸やペプチドの集合体ですので、乳酸菌以外の雑菌(カビなど)の絶好の栄養源とも為り得るため、濃縮後は無菌状態で製品化を行います。
また、他の機能性成分とミックスして製品を作ることは基本的に行なっておりません。 リンスインシャンプーの様に、複数の成分を混ぜれば効果的と考える方もいらっしゃいますが、製品の組み合わせはお客様ご自身でお考えいただくことであり、原液に他の成分を加えて原液の含有率を下げた製品のご提供は行なっておりません。
製造過程ではもちろん、出荷段階まで水などで一切希釈せず(薄めず)、また保存用のアルコール等も添加しておりません。
培養直後の乳酸菌産生エキスはPHが4.0程度ですが、パウダー(粉体)化したり他の原料と混合して製品化するためのバルク出荷を除き、 液体の健康食品として個別の無菌容器に詰める場合は、クエン酸などの有機酸を微量混合して、PHを3.5程度まで下げて抗菌性をもたせる場合があります。
この場合でも、PHが3.5程度ですのでそのまま飲んでいただくことも可能ですが、酸味に弱い方は水などで希釈していただければ良いと思います。
乳酸菌生産エキスを保存するために、非常に強い酸を加えたりアルコールを加えたりしておりませんので空気中の雑菌の混入を嫌います。容器に入れて販売する場合は、開封後は1週間以内にお飲みいただくことが基本になります。
その8
安易な値引はしない
その9
矛盾のない理論に基づいて製品開発を行うこと(培養方法、製品化、飲み方など)
その10
アレルギー物質について
ラクトザイム原液は大豆を培地(栄養源)として選び、乳酸菌などで発酵した際の代謝物のみをエキス化したものなので、大豆タンパクは含まれておりません。(分析結果あり)