乳酸菌産生物質(乳酸菌産生エキス)とは何か

乳酸菌産生エキスとは、乳酸菌が増殖している間に産生し放出した成分を指します。
これらの成分は、乳酸菌産生物質と呼ばれたり乳酸菌産生エキス、乳酸菌培養産物など様々な呼称で呼ばれていますが、そもそも乳酸菌が産生した成分を一般の方が見る機会は稀なので、イメージが涌かないまま扱われていることが多いようです。 これらは『業界用語』化してしまった言葉で、実際、研究者の間では生産物、代謝物などと呼ばれています。

乳酸菌産生エキスは、よく蚕(カイコ)と絹に対比して例えられます。蚕は桑の葉を食べて絹糸を作り出しますが、桑の葉にはもちろん、蚕の体が絹でできているわけではありません。
桑の葉を栄養源として蚕が産生する絹糸が、我々が食べた食物を栄養源にして乳酸菌が産生物質を作り出す様子に例えられるわけです。
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